【特集】 4部リーグ総括
2017/12/18
今季の4部リーグは、相次ぐ試合の延期や不戦試合の処分が下るまでのタイムラグなどにより、最後の最後まで順位変動の可能性が見られた。接戦を制して3部昇格を決めたのは、東京外国語大学(優勝)と電気通信大学(準優勝)。この2チームを中心に今季を振り返るとともに、来季のキープレーヤーを紹介する。
〈目次〉
①東京外国語大学が見事優勝!1年で3部リーグへの復帰を果たす!
②おととし4部リーグ最下位を経験も2年間で大躍進の電気通信大学、3部リーグへの昇格権を勝ち取る!
③ウチのエースはこいつだ!! ~来季に向けて全チームの注目選手をピックアップ~
Q. まずは4部優勝・3部昇格おめでとうございます!今季を振り返って、躍進の要因は何だと思いますか?
A. チーム全員が去年降格してしまった悔しい思いを忘れずに、リーグ優勝、1年での3部リーグ復帰の目標の為に、常に努力を怠らなかったことだと思います。
Q. 選手たちはもちろん、マネージャーやスタッフもチームに貢献したことと思います。共に戦った部員たちへの思いを聞かせてください。
A. この一年、苦しい時期が長く続きました。けれど、最終的に最高の形で終われたのは、中心的な人だけでなく、部員一人一人が自分の役割を見つけ、チームに貢献した結果だと思います。
Q. 来季以降に向けて、期待のルーキーを紹介してください!
A. 粟飯原悠光です。1年次からスタメンに定着し、ルーキーながらチームの攻撃の核となっていました。技術もあり、フィジカルも強く、来年も爆発してくれると思います。(下の写真参照)
Q. 東京外国語大学サッカー部では、留学を含め勉学に力を入れる部員も多いかと思います。いかにして部活と両立しているのでしょうか?
A. 毎年、部としてサッカーと勉強をしっかりと両立しようと心がけています。大変な中でいかに自分に厳しく、妥協しないでやれるかを常に問いかけています。
Q. 最後に、来季の目標と決意を教えてください!
(談: 主将・高見徹)
Q. まずは4部優勝・3部昇格おめでとうございます!今季を振り返って、躍進の要因は何だと思いますか?
A. 今季リーグの初戦で負けたことです。初戦を落とした後、練習に活気が出たことを強く感じました。3部昇格という目標を達成するために、選手一人一人が意識を新たに練習に取り組めたことが順位を押し上げた大きな要因だと思います。
Q. 選手たちはもちろん、マネージャーやスタッフもチームに貢献したことと思います。共に戦った部員たちへの思いを聞かせてください。
A. 部員数が少ないため、選手たちだけで運営をするとなるととても大変だと思います。顧問の先生やマネージャーの下支えがあったからこそ今季の結果につながりました。ありがとうございました!来シーズンもよろしくお願いします!
Q. 来季以降に向けて、期待のルーキーを紹介してください!
A. 1年の鈴木貴大です。スピードと得点能力はチームでもトップクラスです。厳しい状況の中で得点を取ってくれることを期待しています。(下の写真参照)
Q. 電気通信大学サッカー部は、練習時間が決して多いとは言えない環境でチーム力向上を図っていると聞きます。どのような工夫をしているのでしょうか?
A. 練習ではゲーム形式のものを多く行うようにしています。ゲーム形式の練習の中でコミュニケーションをとり、試合で活かせるようにしています。また、人数が少なく練習中に戦術の確認をできないため、気になったことなどは練習試合で選手同士が積極的に話し合って改善しています。
Q. 最後に、来季の目標と決意を教えてください!
A. 来季の目標は3部残留です。2年前までは人数が揃わない中で試合や練習をしていてとても厳しい状況だったと先輩方から聞きました。人数が揃うことが当たり前ではない環境の中でも部活を運営し続けてくれた先輩方への感謝の気持ちを、そして試合では戦うことを忘れずに勝ち点を一つ一つ積み上げられるよう頑張ります。
(談: 主将・相澤宏樹)
ホーム&アウェー方式の1~3部リーグとは異なり、4部リーグでは1年間で各チームが一度ずつ対戦する。年間で計10試合ほどしか行われないため、1試合の重みは非常に大きい。来季4部リーグのチームには、貴重な勝ち点を手にするために奮闘するエースを、来季3部リーグのチームには、格上との対戦でもチームメイトを牽引するエースを、各チーム1人ずつ選出してもらった。今季のチーム成績順に、【⑴ 名前(現時点での学年・ポジション)、⑵ プレースタイル、⑶ 本人の言葉】を写真とともに紹介する。
⑴ 本多主弥(2年・MF)
⑵ ボランチとしてキープ力に優れ、守備においてもボールの奪取力に定評がある。来季は攻守両面でチームに貢献するだろう。
⑶ 3部残留を目標にチームを牽引していきたいです!
⑴ 河合賢人(3年・MF)
⑵ 正確無比な左足から繰り出されるパスとシュートでゴールを奪う司令塔。守備もさぼらず足がつるまでチームに貢献する。
⑶ 練習に真摯に向き合い、更にレベルアップして昨年の勢いのまま3部でも活躍していきたいです。
⑴ 鈴木悠介(2年・MF)
⑵ 積極果敢なドリブル突破とパンチ力のあるシュートで今季はシーズンを通して活躍した。来季4部において注目必至のプレーヤー。
⑶ 来季は必ず全勝で3部に昇格し、今季の雪辱を果たします。
⑴ 杉山瑞樹(1年・DF)
⑵ 足の速さを活かした広範囲にわたる守備を得意とする。
⑶ 3部昇格を目標に、チーム全体が良い雰囲気で戦え、攻撃陣に最高のパフォーマンスを発揮してもらうためのディフェンスが出来るように努めていきたいです。
⑴ 鶴田真也(2年・MF)
⑵ 神奈川が生んだ神童と言えばこの男。ここぞという時にシュートを決める得点力とカリスマ性は、まさに神からの授かりものと言えるだろう。彼のプレーを一度見た者は、その華麗さから目が離せないという。
⑶ チーム一丸となって3部昇格できるように頑張っていきたいと思います。
⑴ 熊倉陽介(2年・FW)
⑵ 独特なリズムのドリブルで相手を翻弄する。
⑶ チームの勝利に貢献できるよう得点に絡んでいきたいです。
⑴ 小杉遼(1年・MF/DF)
⑵ ロングフィードと守備時のポジショニングが注目ポイント。
⑶ 今季は開幕戦で大怪我をしてチームに迷惑をかけてしまいましたが、来季は試合内外でチームに貢献できるように頑張ります。
⑴ 黄木基宏(3年・FW)
⑵ 豊富な運動量とヘディングが武器。
⑶ 全力で頑張ります。
⑴ 松川尚生(1年・MF)
⑵ 注目すべき司令塔。
⑶ コンスタントに結果を残し、10ゴール10アシストとチームのリーグ優勝に貢献することが目標です。
⑴ 中嶋拓也(1年・DF)
⑵ 豊富な運動量が注目ポイント。
⑶ 意志道拓。
⑴ 金子昇平(3年・DF)
⑵ カバーリングと最終ラインの統率、球際の強さが注目ポイント。
⑶ 最後のシーズンやり切りたいです。
今季は部員数の都合上リーグ戦に参加できなかった自由学園大学。来季の参加も未定ではあるが、今季主将を務めた宇谷充人選手は、「練習では人数が少ない中でも一人一人が皆頑張っています。今後はまず、リーグ戦をしっかりと戦える戦力を手にし、2年前と同様に3部リーグで戦えるようになりたいです。」と語ってくれた。
★回答にご協力頂いた各チームの主将と学連担当の方々、ありがとうございました!
最後になりましたが、今季で節目となる50回目のリーグ戦を支えて頂きました選手・スタッフ・保護者・OBやOG・審判・その他関係者の方々に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
来季以降も、ご支持とご声援を宜しくお願い致します。
(文責・森)
〈目次〉
①東京外国語大学が見事優勝!1年で3部リーグへの復帰を果たす!
②おととし4部リーグ最下位を経験も2年間で大躍進の電気通信大学、3部リーグへの昇格権を勝ち取る!
③ウチのエースはこいつだ!! ~来季に向けて全チームの注目選手をピックアップ~
①東京外国語大学が見事優勝!1年で3部リーグへの復帰を果たす!
Q. まずは4部優勝・3部昇格おめでとうございます!今季を振り返って、躍進の要因は何だと思いますか?
A. チーム全員が去年降格してしまった悔しい思いを忘れずに、リーグ優勝、1年での3部リーグ復帰の目標の為に、常に努力を怠らなかったことだと思います。
Q. 選手たちはもちろん、マネージャーやスタッフもチームに貢献したことと思います。共に戦った部員たちへの思いを聞かせてください。
A. この一年、苦しい時期が長く続きました。けれど、最終的に最高の形で終われたのは、中心的な人だけでなく、部員一人一人が自分の役割を見つけ、チームに貢献した結果だと思います。
A. 粟飯原悠光です。1年次からスタメンに定着し、ルーキーながらチームの攻撃の核となっていました。技術もあり、フィジカルも強く、来年も爆発してくれると思います。(下の写真参照)
Q. 東京外国語大学サッカー部では、留学を含め勉学に力を入れる部員も多いかと思います。いかにして部活と両立しているのでしょうか?
A. 毎年、部としてサッカーと勉強をしっかりと両立しようと心がけています。大変な中でいかに自分に厳しく、妥協しないでやれるかを常に問いかけています。
A. 3部リーグ残留、上位に食い込んでいくことを目標にしています。リーグレベルが高く、今年よりも厳しいシーズンになることは間違いないですが、3部で戦える力をこのオフシーズンで付けて、来年は外大旋風を巻き起こしたいです。
(談: 主将・高見徹)
②2年前に4部リーグ最下位を経験も大躍進の電気通信大学、3部リーグへの昇格権を勝ち取る!
Q. まずは4部優勝・3部昇格おめでとうございます!今季を振り返って、躍進の要因は何だと思いますか?
A. 今季リーグの初戦で負けたことです。初戦を落とした後、練習に活気が出たことを強く感じました。3部昇格という目標を達成するために、選手一人一人が意識を新たに練習に取り組めたことが順位を押し上げた大きな要因だと思います。
Q. 選手たちはもちろん、マネージャーやスタッフもチームに貢献したことと思います。共に戦った部員たちへの思いを聞かせてください。
A. 部員数が少ないため、選手たちだけで運営をするとなるととても大変だと思います。顧問の先生やマネージャーの下支えがあったからこそ今季の結果につながりました。ありがとうございました!来シーズンもよろしくお願いします!
Q. 来季以降に向けて、期待のルーキーを紹介してください!
A. 1年の鈴木貴大です。スピードと得点能力はチームでもトップクラスです。厳しい状況の中で得点を取ってくれることを期待しています。(下の写真参照)
Q. 電気通信大学サッカー部は、練習時間が決して多いとは言えない環境でチーム力向上を図っていると聞きます。どのような工夫をしているのでしょうか?
A. 練習ではゲーム形式のものを多く行うようにしています。ゲーム形式の練習の中でコミュニケーションをとり、試合で活かせるようにしています。また、人数が少なく練習中に戦術の確認をできないため、気になったことなどは練習試合で選手同士が積極的に話し合って改善しています。
Q. 最後に、来季の目標と決意を教えてください!
A. 来季の目標は3部残留です。2年前までは人数が揃わない中で試合や練習をしていてとても厳しい状況だったと先輩方から聞きました。人数が揃うことが当たり前ではない環境の中でも部活を運営し続けてくれた先輩方への感謝の気持ちを、そして試合では戦うことを忘れずに勝ち点を一つ一つ積み上げられるよう頑張ります。
(談: 主将・相澤宏樹)
③ウチのエースはこいつだ!! ~来季に向けて全チームの注目選手をピックアップ~
ホーム&アウェー方式の1~3部リーグとは異なり、4部リーグでは1年間で各チームが一度ずつ対戦する。年間で計10試合ほどしか行われないため、1試合の重みは非常に大きい。来季4部リーグのチームには、貴重な勝ち点を手にするために奮闘するエースを、来季3部リーグのチームには、格上との対戦でもチームメイトを牽引するエースを、各チーム1人ずつ選出してもらった。今季のチーム成績順に、【⑴ 名前(現時点での学年・ポジション)、⑵ プレースタイル、⑶ 本人の言葉】を写真とともに紹介する。
<東京外国語大学>
⑴ 本多主弥(2年・MF)
⑵ ボランチとしてキープ力に優れ、守備においてもボールの奪取力に定評がある。来季は攻守両面でチームに貢献するだろう。
⑶ 3部残留を目標にチームを牽引していきたいです!
<電気通信大学>
⑴ 河合賢人(3年・MF)
⑵ 正確無比な左足から繰り出されるパスとシュートでゴールを奪う司令塔。守備もさぼらず足がつるまでチームに貢献する。
⑶ 練習に真摯に向き合い、更にレベルアップして昨年の勢いのまま3部でも活躍していきたいです。
<東京都市大学>
⑴ 鈴木悠介(2年・MF)
⑵ 積極果敢なドリブル突破とパンチ力のあるシュートで今季はシーズンを通して活躍した。来季4部において注目必至のプレーヤー。
⑶ 来季は必ず全勝で3部に昇格し、今季の雪辱を果たします。
<明星大学>
(手前)
⑴ 杉山瑞樹(1年・DF)
⑵ 足の速さを活かした広範囲にわたる守備を得意とする。
⑶ 3部昇格を目標に、チーム全体が良い雰囲気で戦え、攻撃陣に最高のパフォーマンスを発揮してもらうためのディフェンスが出来るように努めていきたいです。
<東京海洋大学>
(手前)
⑴ 鶴田真也(2年・MF)
⑵ 神奈川が生んだ神童と言えばこの男。ここぞという時にシュートを決める得点力とカリスマ性は、まさに神からの授かりものと言えるだろう。彼のプレーを一度見た者は、その華麗さから目が離せないという。
⑶ チーム一丸となって3部昇格できるように頑張っていきたいと思います。
<東京電機大学>
(左)
⑴ 熊倉陽介(2年・FW)
⑵ 独特なリズムのドリブルで相手を翻弄する。
⑶ チームの勝利に貢献できるよう得点に絡んでいきたいです。
<東京薬科大学>
(手前)
⑴ 小杉遼(1年・MF/DF)
⑵ ロングフィードと守備時のポジショニングが注目ポイント。
⑶ 今季は開幕戦で大怪我をしてチームに迷惑をかけてしまいましたが、来季は試合内外でチームに貢献できるように頑張ります。
<和光大学>
⑴ 黄木基宏(3年・FW)
⑵ 豊富な運動量とヘディングが武器。
⑶ 全力で頑張ります。
<杏林大学>
⑴ 松川尚生(1年・MF)
⑵ 注目すべき司令塔。
⑶ コンスタントに結果を残し、10ゴール10アシストとチームのリーグ優勝に貢献することが目標です。
<北里大学>
⑴ 中嶋拓也(1年・DF)
⑵ 豊富な運動量が注目ポイント。
⑶ 意志道拓。
<日本社会事業大学>
⑴ 金子昇平(3年・DF)
⑵ カバーリングと最終ラインの統率、球際の強さが注目ポイント。
⑶ 最後のシーズンやり切りたいです。
<自由学園大学>
今季は部員数の都合上リーグ戦に参加できなかった自由学園大学。来季の参加も未定ではあるが、今季主将を務めた宇谷充人選手は、「練習では人数が少ない中でも一人一人が皆頑張っています。今後はまず、リーグ戦をしっかりと戦える戦力を手にし、2年前と同様に3部リーグで戦えるようになりたいです。」と語ってくれた。
★回答にご協力頂いた各チームの主将と学連担当の方々、ありがとうございました!
最後になりましたが、今季で節目となる50回目のリーグ戦を支えて頂きました選手・スタッフ・保護者・OBやOG・審判・その他関係者の方々に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
来季以降も、ご支持とご声援を宜しくお願い致します。
(文責・森)