【活動報告レポート】サッカービジネス研修会「スポーツメーカーの仕事」
2016/11/02
東京都大学サッカー連盟(都学連)では、年に数回、都学連の学生を対象として様々な研修会を開催しています。
今回は、2016年8月30日にJFAハウス4階会議室にてサッカービジネス研修会「スポーツメーカーの仕事」を開催し、都学連に協賛していただいている株式会社デサントの村野秀穂氏(元國學院大學体育連合会蹴球部監督)に、スポーツメーカーの仕事やサッカービジネスについて解説していただきました。また、仕事の紹介にとどまらず、メーカーから見た都学連の魅力についても語っていただきました。当日は台風の影響もありましたが、26名の学生が参加しました。
ここでは本研修会の内容の一部をご紹介します。
<講演の内容>
1. スポーツ業界について
国内スポーツ市場の動向や、今後スポーツメーカーに求められることについてお話ししていただきました。グローバルマーケットをいかに取り込むかが課題であり、将来は英語の重要性がますます高まってくるとのことでした。
2. スポーツメーカー(デサント)の仕事
株式会社デサントのブランドの特徴や、メーカーの具体的な総合職の仕事(販売促進など)についてお話ししていただきました。スポーツメーカーへの就職を希望する参加者もいて、仕事内容について詳しく知ることができて良かった、今後の就職活動に生かしていきたいといった感想がありました。
3. サッカーマーケットについて
サッカーマーケットの動向や、J1、J2、そして都学連加盟校のユニホームサプライヤーの分析などについてお話ししていただきました。サッカーには多様な関わり方があり、視野が広がったという感想が多く見られました。
4. Jリーグチームへのサプライについて
ルコックがサプライをしている名古屋グランパスとの関わり、ルコックファン獲得プロモーションの事例などについてお話ししていただきました。
物を作るだけではなく、ファンを獲得するために様々な活動を行っていることが印象的でした。
5. 都学連との取り組みについて
ルコックと都学連の取り組みや、ルコックから見た都学連のマーケット価値(量的、地域的、質的価値)などについてお話ししていただきました。日本最大級の加盟校数を誇ること、TOKYOというイメージの良さ、半世紀の歴史を持つ組織であり学生主体の運営であること、関東大学サッカーリーグ経験校も多く所属し選手個々のレベルも高いことなど、都学連の持つ強みを改めて感じることができました。
<グループワーク>
本研修会では講演の後に、普段同じリーグで戦っている選手たちのつながりを作り交流を促進することを目的として、参加者をA~Eの5人程度のグループに分け、簡単なグループワークを行いました。それぞれのグループによる発表では、都学連に対する熱い想いや素晴らしい企画の提案がたくさん見られました。普段関わりのない他大学の人と意見を出し合ったことで他の人が都学連をどのように考えているかを知れた、他大学の人が東京都大学サッカーリーグに対して熱い想いがあって大きな刺激になった、他大学の方と話をする機会は貴重でとてもよかったといった感想が多く見られました。
~グループワークテーマ~
ルコックはブランドイメージアップのため様々なマーケティング活動を行っています。
皆さんも東京都大学サッカー連盟に所属する学生の立場で都学連を更に盛り上げるような企画やイベントを立案してみて下さい。
~発表内容(要約)~
(A) 東京都大学サッカーリーグは関東大学サッカーリーグと比べて注目度が低い。また、メーカーとのつながりも薄い。そこで、昇格決定戦をスタジアムで開催して、メディア露出を増やし、都学連をアピールする。また、メーカーとも連携し、試合会場でブースを出してもらう。
(B) 大学サッカーの認知度が低い。SNSを活用するなどして、大学サッカーという大きい枠で見て注目度を上げ、他のサッカーファンに大学サッカーを知ってもらう。また、大学のつながりを大切にするべき。リーグ戦で集中応援を実施したり、リーグ戦のパンフレットや大学の応援グッズを試合会場で販売したりして、リーグ戦をもっと盛り上げる。応援席の充実が必要。
(C) 都学連の選手のJリーグへの道が厳しい。エリートプログラムなどを通じてJリーグチームとのつながりを強くして、プロ選手への道を作る。
(D) 都学連の選手を対象にソサイチ(7人制サッカー)大会を開催する。メーカーにはそこでブースを出してもらい、スパイクの試し履きなどのイベントを行ってもらう。また、スタジアムを使ったイベントを開催して、リーグ戦や都学連を盛り上げる。
(E) ソサイチ大会を開催し、大学関係なくチームを組んで戦う。これによって、同じリーグ戦で戦う他大学の仲間を作り、リーグ戦を盛り上げる。また、メーカーに協賛してもらい、景品を出してもらったりして大会を盛り上げる。
今回は、実際にスポーツ業界で活躍されている方から普段の大学での講義では聞けないような貴重なお話をいただき、大変有意義な研修会となりました。また、グループワークでは様々な意見が飛び交い、普段話す機会のない他大学の人たちと交流することができました。
今後も様々なテーマで研修会を開催し、参加者の交流を促進するような活動を取り入れていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、2016年8月30日にJFAハウス4階会議室にてサッカービジネス研修会「スポーツメーカーの仕事」を開催し、都学連に協賛していただいている株式会社デサントの村野秀穂氏(元國學院大學体育連合会蹴球部監督)に、スポーツメーカーの仕事やサッカービジネスについて解説していただきました。また、仕事の紹介にとどまらず、メーカーから見た都学連の魅力についても語っていただきました。当日は台風の影響もありましたが、26名の学生が参加しました。
ここでは本研修会の内容の一部をご紹介します。
<講演の内容>
1. スポーツ業界について
国内スポーツ市場の動向や、今後スポーツメーカーに求められることについてお話ししていただきました。グローバルマーケットをいかに取り込むかが課題であり、将来は英語の重要性がますます高まってくるとのことでした。
2. スポーツメーカー(デサント)の仕事
株式会社デサントのブランドの特徴や、メーカーの具体的な総合職の仕事(販売促進など)についてお話ししていただきました。スポーツメーカーへの就職を希望する参加者もいて、仕事内容について詳しく知ることができて良かった、今後の就職活動に生かしていきたいといった感想がありました。
3. サッカーマーケットについて
サッカーマーケットの動向や、J1、J2、そして都学連加盟校のユニホームサプライヤーの分析などについてお話ししていただきました。サッカーには多様な関わり方があり、視野が広がったという感想が多く見られました。
4. Jリーグチームへのサプライについて
ルコックがサプライをしている名古屋グランパスとの関わり、ルコックファン獲得プロモーションの事例などについてお話ししていただきました。
物を作るだけではなく、ファンを獲得するために様々な活動を行っていることが印象的でした。
5. 都学連との取り組みについて
ルコックと都学連の取り組みや、ルコックから見た都学連のマーケット価値(量的、地域的、質的価値)などについてお話ししていただきました。日本最大級の加盟校数を誇ること、TOKYOというイメージの良さ、半世紀の歴史を持つ組織であり学生主体の運営であること、関東大学サッカーリーグ経験校も多く所属し選手個々のレベルも高いことなど、都学連の持つ強みを改めて感じることができました。
<グループワーク>
本研修会では講演の後に、普段同じリーグで戦っている選手たちのつながりを作り交流を促進することを目的として、参加者をA~Eの5人程度のグループに分け、簡単なグループワークを行いました。それぞれのグループによる発表では、都学連に対する熱い想いや素晴らしい企画の提案がたくさん見られました。普段関わりのない他大学の人と意見を出し合ったことで他の人が都学連をどのように考えているかを知れた、他大学の人が東京都大学サッカーリーグに対して熱い想いがあって大きな刺激になった、他大学の方と話をする機会は貴重でとてもよかったといった感想が多く見られました。
~グループワークテーマ~
ルコックはブランドイメージアップのため様々なマーケティング活動を行っています。
皆さんも東京都大学サッカー連盟に所属する学生の立場で都学連を更に盛り上げるような企画やイベントを立案してみて下さい。
~発表内容(要約)~
(A) 東京都大学サッカーリーグは関東大学サッカーリーグと比べて注目度が低い。また、メーカーとのつながりも薄い。そこで、昇格決定戦をスタジアムで開催して、メディア露出を増やし、都学連をアピールする。また、メーカーとも連携し、試合会場でブースを出してもらう。
(B) 大学サッカーの認知度が低い。SNSを活用するなどして、大学サッカーという大きい枠で見て注目度を上げ、他のサッカーファンに大学サッカーを知ってもらう。また、大学のつながりを大切にするべき。リーグ戦で集中応援を実施したり、リーグ戦のパンフレットや大学の応援グッズを試合会場で販売したりして、リーグ戦をもっと盛り上げる。応援席の充実が必要。
(C) 都学連の選手のJリーグへの道が厳しい。エリートプログラムなどを通じてJリーグチームとのつながりを強くして、プロ選手への道を作る。
(D) 都学連の選手を対象にソサイチ(7人制サッカー)大会を開催する。メーカーにはそこでブースを出してもらい、スパイクの試し履きなどのイベントを行ってもらう。また、スタジアムを使ったイベントを開催して、リーグ戦や都学連を盛り上げる。
(E) ソサイチ大会を開催し、大学関係なくチームを組んで戦う。これによって、同じリーグ戦で戦う他大学の仲間を作り、リーグ戦を盛り上げる。また、メーカーに協賛してもらい、景品を出してもらったりして大会を盛り上げる。
今回は、実際にスポーツ業界で活躍されている方から普段の大学での講義では聞けないような貴重なお話をいただき、大変有意義な研修会となりました。また、グループワークでは様々な意見が飛び交い、普段話す機会のない他大学の人たちと交流することができました。
今後も様々なテーマで研修会を開催し、参加者の交流を促進するような活動を取り入れていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。