2019年度 第52回東京都大学サッカーリーグ戦1部後期 総括記事
2019/11/10
1部後期リーグ 総括
東京都大学サッカーリーグ1部が前期、後期の計18節を終え、幕を閉じた。強豪ひしめく1部を制したのは山梨学院大学。彼らに加えて見事、関東昇格への挑戦権を勝ち取った明治学院大学、東京農業大学の2校。また、最終節までもつれた熾烈な自力残留争いは今季1部に昇格した帝京大学が6位に入り来季も1部リーグで戦うことを決めた。関東昇格戦を勝ち取った大学がある一方、惜しくも逃してしまった大学。残留を勝ち取った大学。くしくも2部降格となってしまった大学がある。1試合1試合、全力で勝利を目指し、目標の為に仲間と共に闘った1年間。そんな1部リーグを5つのトピックで振り返る。
〈目次〉
① 関東参入戦出場権を勝ち取った山梨学院大学・明治学院大学・東京農業大学。
激戦区東京を勝ち抜いた3チーム主将インタビュー!
② 今季1部に昇格し見事自力残留を果たした帝京大学!1年間戦って得たものとは?
③ 得点王 阿部優澄。研ぎ澄まされた得点感覚の秘密!
④ 昇格から1年で無念の2部降格となった東京大学。1部で感じたものとは?
⑤ Pick Up Player 俺たちのMVP !!
① 関東参入戦出場権を勝ち取った山梨学院大学・明治学院大学・東京農業大学。
激戦区東京を勝ち抜いた3チーム主将インタビュー!
激戦の1部リーグを戦い抜き、関東昇格戦への切符を掴んだ3チーム。リーグトップの得点力を誇る山梨学院大学。昨年の昇格戦の悔しさを胸に、関東へ挑戦する明治学院大学。1年での関東リーグ復帰へ絶対に負けられない東京農業大学。
関東昇格戦に挑む3チーム主将、山梨学院大学・橋本冬威(浜松開誠館高校)、明治学院大学・澤田大登(桐蔭学園高校)、東京農業大学・加藤直生(名古屋グランパスU-18)が語ってくれた。
● 1位 山梨学院大学: 主将 橋本冬威(浜松開誠館高校)
1.リーグ戦を振り返ってみていかがでしたか?
―― 関東リーグに昇格するという目標で1年間戦ってきました。その中でリーグ戦を優勝で終えることが出来て良かったです。
2.1年間を通して戦っていく中でチームとして成長したと感じた事は何でしょうか?
また、印象に残った試合などがあれば教えてください。
―― 毎試合が印象に残るような試合で、一試合に絞ることは出来ませんが、一試合ずつ、色々な面において戦えるチームに成長したと感じています。
3.関東昇格戦への意気込みをお願いします。
―― 昨年度の悔しい思いを晴らすのはもちろん、山梨学院大学サッカー部として新たな歴史を刻めるように頑張ります!
● 2位 明治学院大学: 主将 澤田大登(桐蔭学園高校)
1.リーグ戦を振り返ってみていかがでしたか?
―― 昨年、一昨年とは違い前期が終わった時点で5位という難しい状況でした。しかし、中断期間で厳しい練習をみんなで乗り越え終わってみれば2位という結果に。優勝は逃したものの本番は参入戦だと思っているので、成長した明治学院サッカー部を見ていてください。
2.1年間を通して戦っていく中でチームとして成長したと感じた事は何でしょうか?
また、印象に残った試合などがあれば教えてください。
―― 前期ではなかなか勝ち切ることができなく4勝という結果でしたが、後期では7勝という結果を残せています。この結果に満足することなく勝利にこだわることが参入戦でも必要になると思っています。
印象に残っている試合は大東文化との試合です。前期最終節で0-1という結果で、攻め手もなく、守備も隙をつかれてしまいました。しかし、後期では複数得点、無失点で試合に勝つことができ、私たちの成長が感じられた試合だったと思います。
3.関東昇格戦への意気込みをお願いします。
―― 「惜しい試合だった」、「負けたけどみんながんばっていた」。そんな試合をするつもりはありません。どんなにつまらない試合でも、どんなに攻められていても最後の最後まで走り切り必ず勝ちます。
明治学院大学サッカー部の応援をよろしくお願いします!
● 3位 東京農業大学: 主将 加藤直生(名古屋グランパスU-18)
1.リーグ戦を振り返ってみていかがでしたか?
―― なんとか一つ目の目標であった昇格戦に進む事ができましたが、楽しい事より苦しい事の方が多いシーズンでした。
2.1年間を通して戦っていく中でチームとして成長したと感じた事は何でしょうか?
また、印象に残った試合などがあれば教えてください。
―― 勝てない時期や、得点が取れない、守れないなどいろんな時期を過ごしてきましたが、チームとしては着実に成長してきたシーズンだったと思います。
3.関東昇格戦への意気込みをお願いします。
―― 必ず勝って1年で関東リーグに昇格します!
② 今季1部に昇格し見事自力残留を果たした帝京大学!1年間戦って得たものとは?
昨年、都リーグ2部を2位でフィニッシュし、1部リーグに復帰した帝京大学。今季はしぶとく勝ち点を積み重ねてきた。最終節に敗れてしまったが、自力残留圏である6位でフィニッシュ。7位8位のチームとの勝ち点差はわずか1差と、僅差でとても激しいものだった。激しく戦った1年間。得たものはとても多いはずだ。そんなチームを支えた主将を務めた溝尻惟生(日本学園高校)に聞いてみた。
1.リーグ戦を振り返ってみていかがでしたか?
―― 今年の都リーグ1部はすべてのチームのレベルが拮抗していると感じました。
2.1年間を通して戦っていく中でチームとして成長したと感じた事は何でしょうか?
―― 試合中の会話が増えました。プレーに関する会話が試合の中で多く生まれたことが成長だと感じています。
3.今季主将として戦ってきて難しかったこと、意識したことはありますか?
―― 主将として一つの試合の重みをチームに理解させることが難しかったです。主将としての常に見られているという意識を持って取り組みました。
4.来年のチームに向けてメッセージをお願いします。
―― 現実を受け止めて、目標を定め、目標達成するための術を持ち、来季のリーグに挑んでもらいたいです!
③ 得点王 阿部優澄。研ぎ澄まされた得点感覚の秘密!
昨年、目の前で関東リーグ昇格を逃した山梨学院大学のエースは、18試合で16得点と2位と6得点差と圧倒的な力の違いを見せつけた。後期だけで12得点と勢いが止まらない。関東リーグ昇格へ、今一番乗っている男にインタビューした。
1.今シーズンを振り返ってみていかがでしたか?
―― 今シーズンはチームとしても個人としても満足のいく成績を残せたと思います。後期は無敗で終われたことも自信につながりました。
2.得点を取り続けられている要因は何だと思いますか?
―― 外してしまうことも多かったですが、得点に繋がりそうなところに多く顔を出せたことが良かったと思います。
3.1年間を通して成長したと感じるものはありますか?
―― 日々の練習から強度を高くやってきたので、走るというところと、止める、蹴るといった基本的なことは大きく成長したと思います。
4.関東昇格戦に向けての意気込みをお願いします。
―― 去年の悔しい思いを晴らすために、最後の最後まで勝ちに拘っていきたいと思います。
④ 昇格から1年で無念の2部降格となった東京大学。1部で感じたものとは?
昨年の2部リーグを圧倒的な力で制し今季の1部リーグに参戦した東京大学。しかし、1部リーグの壁は厚かった。前期を9位で折り返し後期の巻き返しを狙っていたが、勝ち点をなかなか積み上げることができず順位変わらず9位で今季を終えた。今季のリーグは思い通りにいかない事が多かっただろう。そんな東京大学の主将松坂大和(藤枝東高校)が語ってくれた。
1.今シーズン、1部リーグを戦ってきて感じたことはありますか?
―― 2部と比べてどのチームもひとつひとつのプレーの質が高いと感じました。自分たちのやりたいことが出せても、一度のミスや一瞬気を抜いたときにきっちりそこを仕留められそれが積み重なって苦しいシーズンでした。
2.1部リーグの他のチームと比べて通用した部分、足りないと感じた部分はありますか?
―― ボールを再現性を持って前進させていく部分に関しては1部においても通用したと思います。通用しなかったことはその先の決定力。その前のシュートを打ち切るところまでのところで大きな差があったと感じました。
3.来季、1部復帰に向けての目標をお願いします。
―― 今年感じた1部との差を埋めるべく練習に励んでいけば自ずと結果は付いてくるはずなので、あくまで1部で勝てるチームになることを目指して1年間戦っていってほしいです。
⑤ Pick Up Player 俺たちのMVP !!
▾大東文化大学・粟津基大(保善高校)
身長を生かした高いヘディングが武器の大東文化大学のスカイツリー。無尽蔵な体力を持ち合わせ、左サイドを駆け上がり、左足から放たれるボールは相手に的を絞らせない攻撃で多くのチームを苦しめてきた。90分間体を張り続ける献身的な守備もこなせる大東文化大学にはかかせない存在。
▾國學院大學・山本アマディン(翔凛高校)
スピードもあり、ジャンプ力もある。身体能力は都リーグトップレベルのフォアード。今季はリーグ戦得点ランキング2位の10得点。國學院大學のこの男から目が離せない。
▾学習院大学・宮原直央(国学院久我山高校)
攻撃では精度の高いプレーでチャンスを作り、得点能力もある。守備では予測の働いたポジショニングで相手のチャンスの芽を積む、どの試合でも中盤を支配する学習院大学の司令塔。
▾上智大学・池田総一郎(川和高校)
スピードのある背後を突く飛び出しで相手ディフェンダーを脅かし、アグレッシブなプレスで前線から果敢にボールを奪いにいく。チーム内得点王のこの男が1年での1部リーグ復帰させるキーマン。
▾東京経済大学・加藤智瑛(埼玉栄高校)
東京経済大学の超攻撃的ディフェンダー。最終ラインから放たれる右足のキックは相手を揺さぶる。ロングフィードだけではなく、セットプレーでは直接ゴールに突き刺すパワーと精度を兼ね備えている。
・ ・ ・
最後になりましたが、今季のリーグ戦を支えて頂きまた選手、スタッフ、保護者、OB/OG審判員、その他関係者の方々に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。今季の東京都トーナメントや新人戦、そして来季以降もご支持とご声援のほど宜しくお願い致します。
(文:宮下)
東京都大学サッカーリーグ1部が前期、後期の計18節を終え、幕を閉じた。強豪ひしめく1部を制したのは山梨学院大学。彼らに加えて見事、関東昇格への挑戦権を勝ち取った明治学院大学、東京農業大学の2校。また、最終節までもつれた熾烈な自力残留争いは今季1部に昇格した帝京大学が6位に入り来季も1部リーグで戦うことを決めた。関東昇格戦を勝ち取った大学がある一方、惜しくも逃してしまった大学。残留を勝ち取った大学。くしくも2部降格となってしまった大学がある。1試合1試合、全力で勝利を目指し、目標の為に仲間と共に闘った1年間。そんな1部リーグを5つのトピックで振り返る。
〈目次〉
① 関東参入戦出場権を勝ち取った山梨学院大学・明治学院大学・東京農業大学。
激戦区東京を勝ち抜いた3チーム主将インタビュー!
② 今季1部に昇格し見事自力残留を果たした帝京大学!1年間戦って得たものとは?
③ 得点王 阿部優澄。研ぎ澄まされた得点感覚の秘密!
④ 昇格から1年で無念の2部降格となった東京大学。1部で感じたものとは?
⑤ Pick Up Player 俺たちのMVP !!
① 関東参入戦出場権を勝ち取った山梨学院大学・明治学院大学・東京農業大学。
激戦区東京を勝ち抜いた3チーム主将インタビュー!
激戦の1部リーグを戦い抜き、関東昇格戦への切符を掴んだ3チーム。リーグトップの得点力を誇る山梨学院大学。昨年の昇格戦の悔しさを胸に、関東へ挑戦する明治学院大学。1年での関東リーグ復帰へ絶対に負けられない東京農業大学。
関東昇格戦に挑む3チーム主将、山梨学院大学・橋本冬威(浜松開誠館高校)、明治学院大学・澤田大登(桐蔭学園高校)、東京農業大学・加藤直生(名古屋グランパスU-18)が語ってくれた。
● 1位 山梨学院大学: 主将 橋本冬威(浜松開誠館高校)
1.リーグ戦を振り返ってみていかがでしたか?
―― 関東リーグに昇格するという目標で1年間戦ってきました。その中でリーグ戦を優勝で終えることが出来て良かったです。
2.1年間を通して戦っていく中でチームとして成長したと感じた事は何でしょうか?
また、印象に残った試合などがあれば教えてください。
―― 毎試合が印象に残るような試合で、一試合に絞ることは出来ませんが、一試合ずつ、色々な面において戦えるチームに成長したと感じています。
3.関東昇格戦への意気込みをお願いします。
―― 昨年度の悔しい思いを晴らすのはもちろん、山梨学院大学サッカー部として新たな歴史を刻めるように頑張ります!
● 2位 明治学院大学: 主将 澤田大登(桐蔭学園高校)
1.リーグ戦を振り返ってみていかがでしたか?
―― 昨年、一昨年とは違い前期が終わった時点で5位という難しい状況でした。しかし、中断期間で厳しい練習をみんなで乗り越え終わってみれば2位という結果に。優勝は逃したものの本番は参入戦だと思っているので、成長した明治学院サッカー部を見ていてください。
2.1年間を通して戦っていく中でチームとして成長したと感じた事は何でしょうか?
また、印象に残った試合などがあれば教えてください。
―― 前期ではなかなか勝ち切ることができなく4勝という結果でしたが、後期では7勝という結果を残せています。この結果に満足することなく勝利にこだわることが参入戦でも必要になると思っています。
印象に残っている試合は大東文化との試合です。前期最終節で0-1という結果で、攻め手もなく、守備も隙をつかれてしまいました。しかし、後期では複数得点、無失点で試合に勝つことができ、私たちの成長が感じられた試合だったと思います。
3.関東昇格戦への意気込みをお願いします。
―― 「惜しい試合だった」、「負けたけどみんながんばっていた」。そんな試合をするつもりはありません。どんなにつまらない試合でも、どんなに攻められていても最後の最後まで走り切り必ず勝ちます。
明治学院大学サッカー部の応援をよろしくお願いします!
● 3位 東京農業大学: 主将 加藤直生(名古屋グランパスU-18)
1.リーグ戦を振り返ってみていかがでしたか?
―― なんとか一つ目の目標であった昇格戦に進む事ができましたが、楽しい事より苦しい事の方が多いシーズンでした。
2.1年間を通して戦っていく中でチームとして成長したと感じた事は何でしょうか?
また、印象に残った試合などがあれば教えてください。
―― 勝てない時期や、得点が取れない、守れないなどいろんな時期を過ごしてきましたが、チームとしては着実に成長してきたシーズンだったと思います。
3.関東昇格戦への意気込みをお願いします。
―― 必ず勝って1年で関東リーグに昇格します!
② 今季1部に昇格し見事自力残留を果たした帝京大学!1年間戦って得たものとは?
昨年、都リーグ2部を2位でフィニッシュし、1部リーグに復帰した帝京大学。今季はしぶとく勝ち点を積み重ねてきた。最終節に敗れてしまったが、自力残留圏である6位でフィニッシュ。7位8位のチームとの勝ち点差はわずか1差と、僅差でとても激しいものだった。激しく戦った1年間。得たものはとても多いはずだ。そんなチームを支えた主将を務めた溝尻惟生(日本学園高校)に聞いてみた。
1.リーグ戦を振り返ってみていかがでしたか?
―― 今年の都リーグ1部はすべてのチームのレベルが拮抗していると感じました。
2.1年間を通して戦っていく中でチームとして成長したと感じた事は何でしょうか?
―― 試合中の会話が増えました。プレーに関する会話が試合の中で多く生まれたことが成長だと感じています。
3.今季主将として戦ってきて難しかったこと、意識したことはありますか?
―― 主将として一つの試合の重みをチームに理解させることが難しかったです。主将としての常に見られているという意識を持って取り組みました。
4.来年のチームに向けてメッセージをお願いします。
―― 現実を受け止めて、目標を定め、目標達成するための術を持ち、来季のリーグに挑んでもらいたいです!
③ 得点王 阿部優澄。研ぎ澄まされた得点感覚の秘密!
昨年、目の前で関東リーグ昇格を逃した山梨学院大学のエースは、18試合で16得点と2位と6得点差と圧倒的な力の違いを見せつけた。後期だけで12得点と勢いが止まらない。関東リーグ昇格へ、今一番乗っている男にインタビューした。
1.今シーズンを振り返ってみていかがでしたか?
―― 今シーズンはチームとしても個人としても満足のいく成績を残せたと思います。後期は無敗で終われたことも自信につながりました。
2.得点を取り続けられている要因は何だと思いますか?
―― 外してしまうことも多かったですが、得点に繋がりそうなところに多く顔を出せたことが良かったと思います。
3.1年間を通して成長したと感じるものはありますか?
―― 日々の練習から強度を高くやってきたので、走るというところと、止める、蹴るといった基本的なことは大きく成長したと思います。
4.関東昇格戦に向けての意気込みをお願いします。
―― 去年の悔しい思いを晴らすために、最後の最後まで勝ちに拘っていきたいと思います。
④ 昇格から1年で無念の2部降格となった東京大学。1部で感じたものとは?
昨年の2部リーグを圧倒的な力で制し今季の1部リーグに参戦した東京大学。しかし、1部リーグの壁は厚かった。前期を9位で折り返し後期の巻き返しを狙っていたが、勝ち点をなかなか積み上げることができず順位変わらず9位で今季を終えた。今季のリーグは思い通りにいかない事が多かっただろう。そんな東京大学の主将松坂大和(藤枝東高校)が語ってくれた。
1.今シーズン、1部リーグを戦ってきて感じたことはありますか?
―― 2部と比べてどのチームもひとつひとつのプレーの質が高いと感じました。自分たちのやりたいことが出せても、一度のミスや一瞬気を抜いたときにきっちりそこを仕留められそれが積み重なって苦しいシーズンでした。
2.1部リーグの他のチームと比べて通用した部分、足りないと感じた部分はありますか?
―― ボールを再現性を持って前進させていく部分に関しては1部においても通用したと思います。通用しなかったことはその先の決定力。その前のシュートを打ち切るところまでのところで大きな差があったと感じました。
3.来季、1部復帰に向けての目標をお願いします。
―― 今年感じた1部との差を埋めるべく練習に励んでいけば自ずと結果は付いてくるはずなので、あくまで1部で勝てるチームになることを目指して1年間戦っていってほしいです。
⑤ Pick Up Player 俺たちのMVP !!
▾大東文化大学・粟津基大(保善高校)
身長を生かした高いヘディングが武器の大東文化大学のスカイツリー。無尽蔵な体力を持ち合わせ、左サイドを駆け上がり、左足から放たれるボールは相手に的を絞らせない攻撃で多くのチームを苦しめてきた。90分間体を張り続ける献身的な守備もこなせる大東文化大学にはかかせない存在。
▾國學院大學・山本アマディン(翔凛高校)
スピードもあり、ジャンプ力もある。身体能力は都リーグトップレベルのフォアード。今季はリーグ戦得点ランキング2位の10得点。國學院大學のこの男から目が離せない。
▾学習院大学・宮原直央(国学院久我山高校)
攻撃では精度の高いプレーでチャンスを作り、得点能力もある。守備では予測の働いたポジショニングで相手のチャンスの芽を積む、どの試合でも中盤を支配する学習院大学の司令塔。
▾上智大学・池田総一郎(川和高校)
スピードのある背後を突く飛び出しで相手ディフェンダーを脅かし、アグレッシブなプレスで前線から果敢にボールを奪いにいく。チーム内得点王のこの男が1年での1部リーグ復帰させるキーマン。
▾東京経済大学・加藤智瑛(埼玉栄高校)
東京経済大学の超攻撃的ディフェンダー。最終ラインから放たれる右足のキックは相手を揺さぶる。ロングフィードだけではなく、セットプレーでは直接ゴールに突き刺すパワーと精度を兼ね備えている。
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最後になりましたが、今季のリーグ戦を支えて頂きまた選手、スタッフ、保護者、OB/OG審判員、その他関係者の方々に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。今季の東京都トーナメントや新人戦、そして来季以降もご支持とご声援のほど宜しくお願い致します。
(文:宮下)